大野谷文化圏活性化推進委員会
大野谷文化圏活性化推進委員会
大野谷文化圏活性化推進委員会は、平成23年度より3年間にわたり文化庁から文化芸術振興費補助金の交付を受けて、「尾張大野地区の文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」を実施しています。
当委員会は、大野谷の中心である尾張大野地区の多様で豊かな文化遺産を活用し,伝統芸能の公開や後継者育成,地域の特色ある総合的な取り組みを支援し、文化振興とともに観光振興・地域経済の活性化を推進することを目的としています。
なお、本事業における文化遺産の範囲は、伝統芸能,生活文化および国民娯楽のうち伝統的なもの、地域の民俗芸能などが含まれます。
※参考=組織図
◎平成23年度
・情報発信事業…尾張大野古今散策,HP作成
・継承事業…お箏教室
◎平成24年度
・情報発信事業…大野城さくら祭り,尾張大野古今散策,歴史資料館事業,HP作成
・継承事業…まきわら船(権丸)保存継承事業
・体験事業…お箏教室,親子茶道教室,お囃子教室(唐子車,紅葉車,梅榮車の3団体)
◎平成25年度(予定)
・情報発信事業…大野城さくら祭り,尾張大野古今散策,歴史資料館事業,HP作成
・継承事業…からくり人形(紅葉車)保存継承事業
・体験事業…お箏教室,親子茶道教室,お囃子教室(唐子車,梅榮車,権丸の3団体)
大野谷歴史研究会
大野谷地域の歴史や文化遺産などを調査・研究し発表することにより、地域の人々や来訪者に関心を持ってもらうことを目的に活動を行っている。大野城展望台内に展示スペースを設け、写真や資料などをパネル掲示し地域の紹介を行う。「楽しい郷土の歴史講座」を開催し、地域の歴史や文化財、祭りなどテーマにして学習したり、フィールドワークを行ったりする。
また、歴史講座や調査研究の成果をもとに、歴史散策ガイドブックなどを作成する。さらに、地域の資料として利用できるようにホームページに掲載し、大野谷地域を広く紹介する。
「蓮台寺と佐治氏」
「神明社由緒書と棟札」
大野谷虫供養「巡回礼拝」(フィールドワーク)
展示パネルと散策マップ
民俗芸能フェスティバル実行委員会
平成23年にNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」の放送により、尾張大野地域が歴史と伝統のある地域として、一躍脚光を浴びました。4月には、常滑市観光協会を中心に「大野城お江まつり」が大野城址一帯で開催されました。このことをきっかけに、改めて大野谷地域の魅力ある歴史や文化に気付くことができました。
当実行委員会は、昨年開催した大野城お江まつりを1回で終わらせることなく、今後も地域の文化遺産を引き継ぐために「大野城さくら祭り」を開催しました。大野城展望台展示、俳句コンテスト、茶会、芸能発表の舞台、歴史散策のスタンプラリー、屋台や物産展を行いました。
桜茶会
春の宴(芸能発表会)
歴史探訪巡り(スタンプラリー)
楽市楽座(屋台・物産展)
青海ジュニア箏クラブ実行委員会
平成12年度青海公民館自主事業子ども文化教室の参加者を中心に,平成13年に「青海ジュニア箏クラブ」として発足し,文化活動クラブとして市の社会教育団体となる。平成18年度より,「常滑ジュニア箏クラブ」と改称し、文化庁の委嘱を受けた伝統文化活性化国民協会の「伝統文化こども教室」の事業として5年間活動した。箏の演奏を通して、邦楽の普及と発展、子どもの健全育成に努めることを目的としている。主な活動は、小学校の行事や常滑市児童生徒国際交流推進協議会の受け入れ事業、文化協会邦楽のつどい、敬老会、公民館まつりや七夕会など地域の催しで演奏している。

指導者 宮坂文代

三和小TSIEウエルカムパーティー
大野城さくら祭り「春の宴」
文化協会「邦楽 秋の祭典」
青海公民館まつり
常滑茶遊会
「常滑茶遊会」は、茶道を通して、もてなしの心・他人を思いやる心を育て、茶会などを通して観光振興・地域活性化に繋げることを願い発足しました。この会の名称は、お茶により、人とふれあい、人をもてなし、人とむすびつき、全ての人が愉しくお茶で遊び関われるように名付けました。 お茶という飲み物を通して、人と人との和を大切にしていこうと思います。夏休みに「親子茶道教室」を開催して、多くの方に気軽に、御参加いただだける機会にしたいと思います。

茶遊会代表 相羽民枝

はじめての袱紗さばき
呈茶の練習
おさらい茶会
お茶に関するお話
大野祭唐子車保存会
1741(寛保元)年に創建された部材を使用し、修繕・改良を続けてきた「唐子車」で、これにのるからくり人形や囃子・梶取・祭礼装束等を含めた伝統の継承を目的に、日々活動している組織です。囃子は祭礼の三ヶ月前より練習しており、「大野祭り」を始め、大野谷の津島祭「おたちくさん」 またこれまでに「常滑市伝統芸能囃子発表会」や「名古屋市博物館」「世界デザイン博」「愛・地球博」などでも披露してきました。昭和40年代に囃子の継続も危ぶまれましたが、今は、回復し現在のように盛大に行われるようになりました。 一方では、他の地区の見学会や交流会等もしております。

代表者:唐子車保存会長 中井 忠男

古今散策での実演
唐子からくり人形実演
山車蔵開放時の取材風景
祭り本番の囃子方たち
大野祭紅葉車保存会
橋詰町の紅葉車は先代の跡を継ぎ、文久3年(1863) 8月新たに創建され現在まで曳き廻されて来ました。山車上にはからくり人形4体が乗り、中でも逆立唐子は紅葉の幹へ飛び移り逆立ちし鉦をさばき鳴らす精密な技を持ち、操るには高い技術を要します。お囃子は20曲ほどあり、中須賀という曲は、奈良時代の仏教音楽を伝えるものとして人形戯と一緒に市の有形、無形指定文化財になっています。この貴重な伝統文化を守るため年間を通じ毎週子供たちにお囃子を教え練習に励んでいます。大野祭り、津島神社祭(おたちくさん)などや、遠くイギリスのロンドンへ人形公演や愛・地球博、TV出演、大学への講演、各地のイベントなどへ招かれ大好評を博しています。

代表者:紅葉車保存会長 生川 修

お囃子練習風景
平成24年 きたまつり
昭和60年(1985) ロンドン公演
平成24年 津島神社祭(おたちくさん)
大野祭梅榮車保存会
1785(天明五)年に造られた先代の御車「榮遊車」の跡を継ぎ、1848(嘉永元)に新たに建造された「梅榮車」と、その上に載るからくり人形やお囃子・楫取・祭礼装束等を含めた伝統の継承を目的に、日々活動している組織です。お囃子はほぼ1年を通して練習しており、「大野祭り」をはじめ、大野谷の津島祭「おたちくさん」や氏神である宮山の「天満社例祭」、またこれまでに「常滑市伝統芸能囃子発表会」や「愛・地球博」などでも披露して参りました。かつては「梅榮社」と呼ばれる『若衆組織』で運営されておりましたが、昭和30年代に時代の流れと共に現在のような組織形態へと変わりました。

代表者:梅榮車保存会会長 片山和彦

津島祭「おたちくさん」
囃子練習風景
大野古今散策「梅榮車山車蔵」前
天満社例祭
権現町実行委員会
「権丸」は、古い屋台幕に安政2年(1857)の名が残っており、それ以前に建造され、江崎神社の祭礼で曳航されていたと考えられる。
権丸は、昭和34年の伊勢湾台風で流出破損したが、幸い提灯台座など櫓類は流出を免れた。現在の権丸は昭和63年に復元建造されたもので、2艘の船を組み合わせた船上に櫓を組み、その上に1年を表す365個の提灯を半球状に配置し、提灯全体が回転するようになっているまきわら船である。このようなまきわら船は権丸の他には無いと言われている。
当委員会は、この船の曳航、提灯の回転などの技術、囃子、子供獅子巡り、おたちくさん(津島神社祭)など伝統行事の保存、継承に努めている。                              

大野祭権現町実行委員会 代表 青木良弌

おたちくさん
お囃子ならし
こども獅子廻り
きたまつり
小倉囃子保存会
青海公民館箏クラブ
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